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初めての方へ

軽装で山に入り、ケガをするケースが多くなっています。ご本人が一番大変ですが、同行の方々にもご迷惑とご心配を掛けてしまいます。「私は大丈夫!」と過信せずに、下記を参考にしっかりと準備しましょう!

服装について



レインウェア 必ず上下セパレートの防水登山用レインウェアをご用意ください。
ポンチョやレインコート、農作業用などは不可です。劣化しているもの(たとえ未使用でも5年以上たっていれば劣化しています)上下分かれていない雨具は不可。
高額なものである必要はありませんが、蒸れにくく、裾やフードの微調整ができ、雨風をきちんと防ぐことが出来る登山用のレインウェアをご用意ください。[ゴアテックス製のウエア]
特に、ジャケットは中間着、防寒着を着た上から、着れるゆとりのあるサイズが必要です。
アンダーウェア
中間着
該当ツアーの最高標高地点と、最低気温を把握して、必要な服装をご用意ください。
特に、登山では汗で衣服が濡れたままの状態は体温の低下を招き、危険です。
直接肌に触れるアンダーウェア(下着)と、インナーウェア(長袖シャツ・タイツ)は化学繊維やウール素材のものを必ずご用意ください。
上に重ね着するシャツやジャケットもジャージやフリースなどの綿素材以外のものをご用意ください。
★着替えについて
服装の全てを日数分、着替えを用意すると大量な荷物になります。
下着とシャツのみ予備を用意するなど、着替えが最低限ですむようにご用意ください。
防寒用ウェア コース・季節に応じて、厚手のフリースや薄手のダウン(化繊綿)ジャケットなどのしっかりとした防寒ウェアがないと寒さに耐えられません。
山小屋滞在時、夜間星空を観察したり、早朝の景色を味わったり。
防寒着の保温力があると、楽しみも広がります。
圧縮袋などに入れてコンパクトになっていると、携行しやすく便利です。
ズボン ジーンズなど綿の素材のズボンは伸縮性が悪く動きにくく、濡れると乾かずに体温の低下を招くので不適です。
登山用ズボンなど伸縮性のある化学繊維素材のものをご用意ください。
靴 下 靴擦れ防止のため、厚手の登山用のソックスをご準備下さい。予備を一足忘れずに。
手 袋 休憩時に冷えないためにも、保温性のある手袋をお持ちください。出来れば防水性のあるものの方が、雨天時でも快適です。(軍手は不可)
帽 子 日除けのため、つばの広い帽子があると良いです。
帽子が飛ばされないように、あご紐やクリップなど帽子用の止め具もあると便利です。
防寒用として耳が覆えるニット帽なども、必要に応じてご用意ください。

装備について



トレッキング
シューズ
できれば足首を覆うようなハイカットのシューズで、防水性がある靴をご用意さい。
足を入れて指を軽く動かせる余裕のあるサイズの物で、良く履き慣らしておくことが大切です。
ザック 宿泊装備を背負う場合は、荷物が重たくなりますのでウエストベルトでしっかり荷重を支えることが出来るバックパックをご用意ください。
季節によって防寒装備の量が変わりますがなるべくコンパクトに軽くご準備いただくことが理想的です。
ザックカバー ザックを雨の濡れから守るカバーです。
2日以上の登山では、ザックが濡れないように、忘れず持参しましょう。
ヘッドランプ 夜間登山の照明として使うだけでなく、山小屋の消灯後など夜間の手元、足元を照らすのに必要です。
必ず頭に装着できるライトで、予備電池も含めて1人一つご用意ください。
水 筒 行動中の飲み物を入れるもの。ペットボトルでも構いません。
行動時間・天候・水場の有無を考慮し、一人1~1.5Lくらいを目安にお持ちください。暖かい飲み物を入れられるよう保温性のある水筒もあると良いでしょう。
保温水筒は大きいと重くなるので、容量500MLくらいまでのものが目安です。
行動食 おにぎり、パン、ナッツ、チョコレート、ゼリー飲料、飴など、日数分の行動食として、適量をお持ちください。
好きなもので、火を使わずに手早く食べられるものをお持ちください。
少しでも荷物を軽くしたい方は、飲み物と食料を最低限だけ持参し、足りない分は山小屋で購入する(街より値段は高いです)ことで、荷物を軽くすることも出来ます。
ビニール袋 ゴミ袋として、また、濡れては困るものの防水パック用として、大小各数枚お持ちください。
タオル・手ぬぐい 2枚ほど。汗を拭いたり、首に巻いて日中は日焼け対策にも使えます。
ティッシュ お手洗いで必要な場合があります。
トイレットペーパーは大きいので、水に溶けるポケットティッシュを。
洗面用具 歯ブラシ(山では歯磨き粉なしで磨くようにしましょう)水が貴重な山小屋では手洗い用の水がない場合もあります。その際は、ウェットティッシュがあると便利です。
健康保険証 万一に備えてお持ちください。身分証明書にもなります。
腕時計 どんなものでもOKです。濡れたり汚れたりしても大丈夫なものが良いでしょう。
携帯電話 携帯電話が通じる場合がありますので、緊急時に役立ちます。

そのほかあったら便利なもの



トレッキング
ポール
必須ではありません。脚力に不安がある方、膝・腰が弱い方は、トレッキングポールで負担を軽減しましょう。
サングラス 山は紫外線が強いため、特に下山後に車を運転される方は目を紫外線から保護しましょう。
また、コンタクトレンズ着用の方は、強風時に目に砂埃が入ることを防ぐことが出来ます。
防水スタッフ
バック
荷物を小分けする防水袋が登山用品店で販売されています。
ビニール袋は使用時に破ける可能性があり、また消灯後の山小屋ではビニールのカサカサ音が周囲の迷惑になります。
特にデジタルカメラや携帯電話などは、気密性が高くクッション素材が内蔵されたタイプが防水・耐衝撃性があって良いでしょう。
カメラ ご自由にお持ちください。雨に濡れないように袋やケースなどをお忘れなく。

【旅行企画・実施】株式会社トラベルマスターズ

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